Ghost Recon Wildlands

今回は対人戦モード“Ghost War”の導入を記念してフリーウィークエンド(10/12~15)が実施されたGhost Recon WildlandsのソロとCo-opを試しにプレイしてみた。製品はUplayでの販売がメインだがSteamでも購入してインストールまでは可能である。ただしUplayの利用は必須。


ゲームの基本設定
。シングルプレイ&4人までのCo-opでキャンペーンをプレイ可能。舞台は南米ボリビアで、この国で勢力を拡げている強大な麻薬カルテル「サンタ・ブランカ」を倒す為に、公には存在しない事になっている特殊部隊Ghostの4人が潜入して活躍するというストーリー。

広大なオープンワールドを採用しているのが大きな特徴となる。ゲームの進行には自由度が設けられており、最終的な目的はカルテルのボスであるエル・スエーニョを倒す事なのだが、そこに至るまでの道は一本ではない。組織は4つの部門に分かれており、各部門には責任者が居る。この責任者を倒せばその部門は潰れるが、ボスに至るルートをアンロックするのに必要な部門壊滅は最低で2つとなっており、2つを潰した時点でボスルートに進んでゲームを終わらせることが可能。あるいは全部門を壊滅させるまでプレイして真エンディングを目指しても良い。

各責任者に至るには何人か存在しているブション(地域のボス)を全滅させて、それから部門のリーダーを倒してという風に進めて行く。ゲームは全部で21のエリアから構成されておりそれぞれが広大だが、上記の様に全域にアクセスしないとクリアが出来ない訳ではない。4人の中で倒した2人の責任者が全く別の組み合わせだった場合、その2人のプレイヤーが回った地域やプレイしたミッションは大きく異なるという風にもなったりする。

プレイ時間はメインミッションに絞って2部門を潰し最短でボスに挑むとしても25時間程度は掛かるそうで、全部門潰すとなると倍の50時間。サイドミッションや収集系に凝ったりすれば更に20~30時間と相当なボリュームが用意されている。

サンタ・ブランカはその強大な戦闘力や資金を利用して国を実質的に支配しており、ゴースト部隊はそれに反抗するボリビア国内の反乱軍と手を結んで戦う事になる。国内の軍隊ユニダッドはサンタ・ブランカが官憲にまで支配力を及ぼしている為に反乱軍&ゴーストの敵となり、ゴースト部隊がサンタ・ブランカの支配するエリアを攻撃すると応援で駆けつけてきて戦闘になったりする。増援が次々とやって来たりと数は多いし、戦闘ヘリも存在するので非常に厄介。しかもGTAの様に手配度というパラメーターがあって、これが上がると普通に道を移動していても攻撃を仕掛けて来るようになる。一方でゴーストは反乱軍と手を組んでいるので、彼等を増援として呼んで一緒に戦ったりという作戦も可能となっている。

ちなみにグラフィックスは相当に美麗な部類だが、その分だけ重くもなっている。私のマシンでは設定を上げるのは無理だった為に中程度の設定でプレイしており 掲載しているSSはその設定での物なのを書き添えておく。

GRW-01  
ゲームプレイの基本。プレイ前のキャラクター作成は非常に細かい部分までカスタマイズ可能。男女の選択もOKでプレイ中のボイスもちゃんと変わるようになっている。

オプション項目における設定関連は非常に(or異常に)細かい。ここまでやるのかというレベルで、グラフィックスからHUDの表示に至るまでとにかく細かい部分において調整が可能。操作キー設定も同様でプレイ前に設定しようとしても訳が解らなくなるという位に多いが、プレイ中に表示される操作系ガイドが親切なので特に混乱は無かった。

経験値を稼いでレベルアップし、それにより得たポイントで各種スキルをアンロックしていくという今風のシステムを採用。独特なのはマップ上にガソリン, 医療品, 食料, 通信機器という4種類の物資が存在しており、これらを発見したらマーキングを実行することで反乱軍が回収したという事になる。そしてスキルのアップグレード時には各種スキルに関連した物資の回収ポイントが必要となっており、スキルポイントは足りていても物資ポイントが足りなければアップグレードは出来ないという設定。よって拠点制圧をした際などには積極的に物資がないか探して回収に努めないとならない。非ミッションエリアにも置いてあったりするので、道中にマップを参照したりして有りそうなエリアを探るというのも有効となる。

銃器類は本体がミッション報酬の形で得られる他に、各種改造用のパーツがマップ内全域に拡がって用意されており、こういったパーツ類をどれだけ集めるかも自由とされている。この銃器改造要素はガンスミスと呼ばれ、非常に細かい箇所まで様々なカスタマイズが可能で、その全体での組み合わせ数は軽く億を超えるそうだ。

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基本は三人称視点で、銃の構え時にアイアンサイト(一人称)と肩越し視点(三人称)を好みで切り替え可能。構えの左右スイッチ, 発射モード, マズルの着脱, ズーム倍率切り替え, アンダーバレル切り替え等、変更可能なオプションは多い。

難易度は4種類でNormalにてプレイしたが、敵は通常ヘッドショットすれば一発、体を撃っても数発で倒せるという設定となっているが、こちら側も被ダメージへの耐性はかなり低目というバランス。自動回復なのでいったん逃げれば回復は出来るのだが、アクションFPSで言えばハードとかそれ以上の難易度設定という感じでダウンするまでには数発程度しか耐えられない。正面から1対1ならば勝てるが、背後等から不意討ちされると反撃の間もなくやられてしまったりもする。

ダウン時は味方隊員が助けに来て起こしてくれるがこれは一回のみ。二回目に倒れるとそこでゲームオーバーとなる。自動回復という時点でもはやリアル系では無いが、以上の様にある程度はリアル寄りとは言える設定にされている。少なくとも敵集団に突っ込んで行ってバリバリと撃てるゲーム性では無い。また最高難易度にすれば一撃死だったりと、それが好みのプレイヤーはそういう風にも出来る仕様。

更に撃ち合いになると増援を呼ばれてしまう恐れがあり、その意味でも基本はステルス行動というゲームである。遠距離から敵をマーキングして位置を掴み、上手くエリア全体に気が付かれない様にして敵を減らしていく。そして最後まで気が付かれずに全てを排除するというのが理想。その為に最初からドローンが用意されており、これを飛ばしてなるべく先に偵察を済ませておくのが重要となる。ただしドローンもアップグレードの対象となっており、初期状態では性能が低いのであまり役に立たないという問題あり。

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そのステルス維持の為にSync Shotと呼ばれるシステムが用意されている。これは前作のFuture Soldierにて登場したシステムで、例えば同一エリアに複数の敵が存在しているケースにて、その中の一人を撃って倒すと他の敵に発砲を気が付かれてしまい、走って逃げられたり大声で叫ばれたりして他のエリアに居る敵まで戦闘態勢に入ってしまうという問題がある。そこでそのエリア内に居る敵が4人以下の場合ならば、隊員が同時に別々の敵を狙って撃ち一気に排除する事で、他のエリアには気が付かれずにステルスを維持する事が出来る。それを実現する為のシステムがこのSync Shotで、プレイヤーが隊員に狙わせたいターゲットをマーク。それ等に1~3までの番号が付くので、プレイヤーはそれとは別の4人目を狙って撃つ。すると同時に隊員がマークされた敵を撃ってくれるので、一気に排除が出来るという物である。3人以下ならばマーキングだけして自分は撃たずに発砲指示を与えることも可能。ただしWildlandsでは初期状態だとマーキングが一人だけしか行えず、残りの2人分はスキルで獲得しないとならない。

失敗時はセーブポイントからやり直しとなる。あまりソロではプレイしていないので検証はしていないが、相当前まで戻されたりもあったりとセーブ間隔は全般に長目という情報である。

移動は既に訪れた拠点類などであれば全体マップからファストトラベルが可能。21のエリアには全体の難易度設定とは別にエリア単位での難易度マークが付けられているので、新規エリアに乗り込む際に参考に出来る。
 
ミッションにおいて昼夜及び天候はランダム変化の模様。ただしプレイヤー側がどれだけ敵から発見され易くなるかに影響を及ぼすのかは不明。

車両運転時や銃撃戦において民間人が死亡してしまうケースもある。「殺し過ぎるとゲームオーバーになる」という警告が出るが、具体的にどの程度やるとそうなるのかは未検証。

ビークルは車両系からヘリまで豊富。武器を搭載しているタイプも有る。なお一般車両も止めて奪う事が出来る。AIは操縦が出来ない為に、ソロではプレイヤーが全部自分で運転するしかない。もし4人全員が乗り込めないタイプの車両を使った場合には「現地で会おう」という形になって目的地点で自動合流。あるいは乗るのを待たずに出発しても自動的に乗っている事になる。なおこれは徒歩でも同様で、AIを無視して移動してもワープして合流する様になっている。戦闘は自動で、敵が攻撃してくれば銃座に付いているAIが反撃となる。普通車両でも座席から身を乗り出して攻撃が出来るので、攻撃を受ければAIが自動的に反撃はしてくれる。

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 今回はゲーム全体の感想を書くのが目的では無く、またプレイ時間も短いのでソロにおける問題点の方に絞って書いてみるとする。

第一にやはり隊員への指示体系がシンプル過ぎる。特に昔のトムクランシーの名を冠したタクティカルな作品(このGRやRainbow Sixシリーズ)に比較するとそれは顕著である。金が掛かっているのでとにかく売らないとならない。そして数を売るにはカジュアル層のユーザーは大事であり、そういったプレイヤーに対してこういったアクションゲームでは複雑なシステムや操作体系は受けないというのは理解出来る。だから特別に指示を出さなくても隊員達が自動で動いてくれるという点は別に良いのだが、細かく指示を出したいプレイヤーにはそういったオプションも用意して欲しいというのが希望。(まあこれは今作が初めてそうなったと言う訳では無くて前作からそうなのだが)。

候補の中からどの隊員を連れて行くかという選択はもちろんの事、隊員の装備も一切変更出来ない。移動ルートやRoEを指示できる作戦マップも無し。指示は攻撃や待機といった単純な物だけで、しかも隊全体に対してのみで各個人別に指令を出すことさえ出来なくされている。

その単純さを埋め合わせる為なのだろうが、味方隊員の能力は高く設定されており、ある意味有能過ぎるという印象を受けた。戦闘状態になった場合、自分は後方に控えて移動指示だけ出してやれば、先行して次々に敵を倒して進んで行ってしまう。最初は無敵か?と疑ってもみたのだがちゃんとダウンはするそうで、しかしかなりの数の敵に対して突っ込ませなければそうはならないのではないかという気がする。自分が司令官として振る舞う面白さというは解るし、確かに昔のタクティカルなゲーム(R6やSWAT等)では自分自身は一度も発砲せずに指示だけでクリアするという遊び方も楽しんではいたが、それはルート指定や複雑な指示が可能だったからであって、単に攻撃しろと指示するだけで味方がクリアして行ってしまうのでは面白くない。
 

レベルアップの概念への違和感。ゲームを進めると経験値が稼げてそれでレベルアップし、徐々にスキルを取得したりして能力が上がっていくというシステムを採用している。これもまた今はこういうシステムが流行りで、プレイヤーの長時間プレイのモチベーションを保つには有効というのは解るのだが、設定的におかしいと感じざるを得ない。

なぜ究極の特殊部隊であるゴースト達の装備が良くないのかという話で、重大な作戦に挑む以上は現地に乗り込む時点から大量の兵器類を持ち込んで然るべきである(別便で様々な武器類や最新鋭の兵器類を大量に持ち込むのが当然)。それなのに開始当初の装備は協力する現地のゲリラレベルで、そのゲリラと同じ様にミッションを進めながら使う武器類を拾ったりして充実させていかないとならない。

同様にゴーストであるプレイヤー隊員の装備や各種スキルはアップグレードが必要という設定。基本的なスキルすら所持しておらず、射撃に関わる能力などもスキルを取得しないと上げられないし、例えばグレネードスロットであれば初期状態ではフラググレネードしか使えずに他はスキルでアンロックが必要という有様。スキル一覧を見ると「何でこんな基本能力やアイテムまでアンロック制なのか?」という感じである。そもそもこんな大規模な作戦にたった4人だけで挑むという点からして無理だしフィクション丸出しと言われればそれまでだが、究極の特殊部隊であるゴーストがなんでこんなに貧相な装備でかつ能力無しなのかという違和感は拭えなかった。

最高レベルの装備品が最初から用意されているが、スロット制限で所持に制限はあり。能力のアップグレードは在って良いが隊員達の能力は最初から高く、その分だけ敵側の能力も高かったりと難易度はちゃんと難し目に調整されているというのが理想。

 
第三にSync Shotが有効過ぎる。決めると爽快感はあるが、このシステムを実現する為におかしな設定になっている箇所もあり。仮にSync Shotを指示した際に、隊員からマークした敵に対して射線が通っていないケースではちゃんと「移動する」という返事がくるが、逆に敵が見える位置においては何でも当たってしまう設定の様だ。歩いて巡回中の敵にマークしたとして、Sync Shotの実行時にその敵が遮蔽物の陰とかインドアに入ってしまった時(物理的に当たらない状態)でも必ず成功する様に見える。

ステルスとの兼ね合いも問題。ステルスを維持したい時に行動ルートが読めない自動移動の隊員は待機させておいて、彼等が敵に見付かってステルスが壊れない様に注意するというのはこの手のゲームでは定番の対策。ところがGRWではステルスを維持しながら複数の敵を一気に排除する手段としてSync Shotが用意されている為に、味方隊員を置いていくという訳には行かなくなっている。それを解決する為にどうやら「味方の隊員は敵のAIから認識されない」という設定になっているらしく、試しに明らかにそこは見えているだろうという場所に移動させてみても気が付かれなかった。システムとしては仕方が無いのだろうが、見た目としては明らかに変である。

あとは敵のヘリ5機に同時に襲われるミッションがあって、Co-opの時にヘリ相手には苦戦していただけに「5機もどうやって相手にするんだ」という感じだったのだが、Sync Shotでヘリに狙いを付けて隊員に撃たせれば動き回っている状態であろうがヘリに射線が通っていなかろうが、正確に搭乗員を排除してくれるので苦労せずに落とせるという結果だった。

 
その他では車両系の操作。コントローラーのアナログ入力だとそうでもないのかもしれないが、KBによるデジタル入力での操作だと制御がし辛いという感想。しかも山岳地帯が多くて道が激しく曲がりくねっており、交通量も多いので長距離移動だと神経を使うことになる。ただし結構な無茶が可能にもされており、かなりの段差を転げ落ちたりしても車は壊れないしプレイヤーも死亡したりはしない(ダメージが蓄積すれば炎上したり爆発したりはする)。また相当な斜面を駆け登ったりも出来るので、道を外れて直線的にショートカットで悪路を暴走するという手段もある程度は行える。

AIが引っ掛かって動けなくなるバグに二回遭遇。どうやらこの手のバグは多いらしい。味方隊員は離れればワープして合流するので問題は無いのだが、救出してエスコートするAIがこうなってしまうとやり直しとなる。

GRW-03
Co-opの仕様。流れとしては最初に1時間程度ソロでやってからCo-opをプレイし、その後また少しソロでプレイしてみるという状況だった。

・Uplayが必須(Steamで購入している場合にはリンクも可能とあるが詳細不明)
・最大で4人まで
Co-op時はAI隊員は同行出来ない。3人以下でのCo-opならばその人数だけとなる。
・フレンド限定でのプレイも出来るし、パブリックでのマッチングも可能
・フレンドリストはUplayを使用する

難易度設定は参加者別というシステム。最高難易度と最低難易度のプレイヤーが混在してプレイ可能で、それぞれが個別にその難易度設定の影響を受ける。どれだけ被弾に耐えられるかや、どれだけ敵に発見され易いか等。よって敵の数は難易度によって変化しないのではないかと推測出来る。

Co-opの参加者数による難易度のスケーリングは存在するのか不明。例えば3人以下でのプレイ時には、ソロや4人Co-opと比較して敵の出現数が減るとか。減らないとその人数でのSync Shot(に当たるもの)は制限される事になり、ステルスの維持が難しくなるはず。

誰かが入手したリソース類は全プレイヤーに配分される。既に終了させているミッションをリプレイしているケースでは、複数回は得られないアイテムやリソースはあり。

全員で同一のミッションに挑まないとならないという制限は無く、別の場所に行って他の事をしていても構わない。他人がミッションを始めるとそれに同意するかという選択肢が出る様になっている。

他のプレイヤーの位置へのファストトラベル機能あり。マップ上でそのプレイヤーを右クリックの長押しで実行される。ただし自分自身が非戦闘状態でないとならない。これはミニマップの周囲に「戦闘中」とか「追跡されている」とかが出ていない状態を指す。

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Co-opの感想。それほど長時間プレイした訳ではないが、序盤でもあるし非常に難しいというミッションは無かった。一つだけ繰り返しプレイしたが失敗した物が有って、ステルスを維持しないとならないのだがそれが不可能ではないかという様な印象で、結局「何か根本的なクリア条件を我々が勘違いしているのでないか?」と言う事で調べてみたら正にそうだったという結果に(正直このミッションは説明文にも問題が在ると思える)。

ソロとの最初の大きな違いとしては、散らばって行動が可能なところ。AIだと自分の近くに常時呼んでおくか、別の場所にまとめて待機させておくしかないが、人間同士ならば目的エリアを取り囲む様にして配置する事も出来る。ドローンを使う事で偵察は個人でも可能なのだが、実際に撃って排除するとなるとあちこちに移動しないとならない事が多い。敵が同一エリアに固まっているケースではSync ShotがあるのでAI隊員が有効だったりするが、各所の敵が少人数ならば逆に各人が全方位からクリアを進めて行くという作戦が可能になる。

ある場所を一定時間ガードするタイプのミッションでも、ソロでは固まってそこを守るしかないが、Co-opならば離れた場所で援軍としてやってくる敵車両を叩く係や、高所からの狙撃や敵の接近情報を伝える役に分かれたりが出来るようになる。または攻撃を仕掛けるとターゲットが逃げ出すミッションにて、敵が逃げ出す方法が解っているならその地点で先回りして待っている役を設ける事でクリアが楽になる。

車両運転の際も全員が一緒に乗る必要が無いので、護衛付きの敵の運搬車両を止めるミッションなどでは全員で異なる車を使って目的地に行き路上ブロックをやり易くしたりとか応用範囲が広い。銃座からの攻撃でも狙いたい場所を的確に撃てる様になる。

  
同様に装備品選択でもCo-opが優位となる。装備を変更出来るのは弾薬ボックスの場所なので、目標エリア内にでもなければ随時変更するという風にはいかない。よってAI隊員の装備を指定出来ないソロでは自分で欲しいアイテムを持って行くしかなく、スロット数は限られているので大きな制限となってしまう。その点Co-opならば話し合って各人が持っていく物を決めたり出来るので、スナイパーライフルを持って行く係とか、地雷等の特殊アイテム役とかを分けられる。

他にはクリア後にエリア内のアイテムや物資探索も当然Co-opの方が早い。車両の運転時に全体マップでの各種確認事項を他者に任せられる。敵のタグ付けが共通化されて表示されるので複数で行う事により見落としが少なくなる等の利点がある。

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続いては戦闘に持ち込むのならばCo-opの方が有利(ただし対ヘリ戦除く)。人間4人でのCo-opとソロにおいて敵の数が変化するのかは不明だが、特に援軍が来たりすると相当な数の敵勢力となってしまう為に、この被ダメージ設定&ダウンは一回までだと厳しい。その点Co-opではダウン時の復活ルールが異なっており、ダウンすると60秒のタイマーがスタートして、それが切れる前に助け起こしてもらえば回数制限無しで復活可能。また死亡した場合でも生きているプレイヤーの中の誰かを指定して(表示リストから選択してEnterを長押し)近くにリスポーンが可能である。(ただこれは実際にそのプレイヤーの近くの意味なのか、それともそのプレイヤーの現在のチェックポイントなのかハッキリしなかった)。よって誰かが生き残っている限りはゲームオーバーにならない為、全体でのダウンが多くなってもかなり粘れる。注意すべき点は蘇生の待ち時間をスキップしてリスポーンする事は出来ないので(可能だとゲームオーバーになり難い)、全員が同時にダウンしない様に気を付ける必要がある。

逆にステルスを維持するとなるとソロの方が有利か。4人以下の集団を一気に排除するのに使用するSync Shotがソロでは非常に有効であり、対してCo-opでもマークは行えるが実際に撃って倒すのは人間なので失敗も考慮しないとならなくなる。また敵に発見されない様に全員が注意しないとならなくなるという所も異なる。

   
全体的にCo-opだとミッションのクリア方法がソロよりも多彩になるのは大きな利点と言える。調べてみるとミッションにバラエティさが感じられないという件がゲーム全体を通しての不満として結構挙がっているらしいが、この辺はCo-opによって大分解消する事が出来る。人間同士なのでCo-opならではの失敗も有り得るがそれも含めて面白さと言えよう。

あとは上記の様にダウン時の制限が緩和されるので、クリア条件に指定が無いなら戦闘で進めたいという方にはCo-opはお勧めとなる。難易度Normalでも突撃出来るゲームでは無い為にソロでは慎重さが要求されてくるので、その辺をやや緩和してアクション寄りにしたいという際にはちょうど良くなるだろう。パブリックのゲームでも戦闘メインならば大きな問題は無さそうだが、出来れば同一レベルでゲーム進行が一緒のプレイヤーとのマッチングが望ましく、またボイスチャットが有った方が良いことからフレンドと一緒に始めるという形が理想。

人間同時のCo-opではステルス系の方が難しそうで、特にボイスチャットでの連携がないと困難になるのではないか。難易度を上げてCo-opでのステルスクリアに挑戦するというのも面白そうであるが、故にこれはフレンド同士でないと厳しいかもしれない。

 
最後に動作の面での問題点。プレイ中に同期エラーが複数回発生していた。あるプレイヤーから他のプレイヤーの状態が正確に見えないという障害である。複数のプレイヤーが経験しており、また参加者の回線が細いとは思えないので、シンクさせるデータ量が多いとかでトラブルになっている可能性が高そう。

マップ移動時や再開時などのロードが非常に長い。問題は最初のプレイヤーがスポーンすると始まってしまう点で、敵が既にやって来ている状態から始まってしまったりにも遭遇した。

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